『古賀正義には気をつけろ』
天河学園の男性教員は、今日から教務にあたる新任教師、柏崎奈々へ伝える注意事項を、
その言葉で締めくくった。深い絶望を味わいたくなければ、決して奴に話しかけるな。近づくな。関るな。
それが当学園……天河学園で教務にあたる教師達の常識なのである。
だが教師という職務への強い使命感から、柏崎奈々はその生徒、古賀正義を正しい道へ導こうとする。
―――それが全ての過ちだった。
古賀正義……彼は、父親に教育委員会の重鎮を、母親に大財閥社長の令嬢を持つことで、
学園に一日も通わずとも卒業できるほどの影響力を持つ、まさに規格外の問題児なのだ。
奈々の赴任以来学園に足を向けるようになった正義は、奈々にだけは心を開き、
彼女の指導で更正への道を歩み始めたかに見えた。
だが、正義の目は奈々の豊満な身体だけを追っていたのだ。
ある日、2人きりの補習授業でその本性を見せた正義。
そこから、奈々の恥辱と絶望に満ちた日々が始まった。
奈々の、教師としての使命感に満ちた学園生活は終わりを告げ、
学園は奈々を正義の性奴隷に変える調教の場と化していく。
抗うことを許されない運命の渦に囚われた奈々の運命は……!?